2021年11月2日火曜日

2021.11.1 Amazon奮闘記

Amazon freshという、Amazonの生鮮食品の宅配サービスで日々の食料を調達している。日本にいるときもお茶と水はAmazonで頼んでいたのだが、なにしろアメリカでは牛乳もヨーグルトも肉の1パックもデカいので、ちょちょっと買ってくる、ということがしにくいからだ。さらに、少し割引になるスーパーのカードも、クレジットとの紐付けや個人認証がうまくいかないなどの理由でつくれないため、それならベースは週2回くらいの宅配で、足りないものや実物を見て買いたい場合にスーパーに行こう、というサイクルが、ここ1ヶ月で確立した。Amazonのいいところは購入数と評価が見られるところで、たとえば何が美味しいか見当がつかない冷凍食品などの場合、やはりリピーターが多いものを買うとミスしにくいのがありがたい。一度買ったものはリスト化されているので、トマトや水のように常にあってほしいものや、一度買ってよかったものを探さずに頼むことができる点も気に入っている。ちなみに配送料は$35以上だと無料で、どうしたってそれくらいは購入せざるを得ないから、実質タダ。生鮮品なので家にいなければならないが、2時間ごとの時間指定が可能で、だいたい頼んだ翌日には届く。配達は毎度違う人で、その人によって、勝手に部屋の前に置いてあったり、「Japanese? 友達!」などかなりフレンドリーなタイプだったりする。

また、家にまったく家具のない状態からのスタートだったため、ふつうのAmazonもよく使った。テーブル、デスク、衣類収納、本棚、椅子、靴のラック、ライト、その他ハンガーなど小物類も。こちらの家具というのは届いてからの組み立てが基本で、バラバラにしていかに小さい箱に入るかという観点でつくられているのではないかとさえ思う。組み立てはかならず2人で、というものもわりとあり、そういう意味では帯同した私の役目はすでに果たしたと言えよう。

ただ、Amazonに限らず、実物が見られない・英語をちゃんと読まないだけに、注文ミスも多く、また不良品もあり、がっかりしたりだいぶ笑ったりした。大した話ではないのだがせっかくなのでここに書き留めておきたい。

まずAmazon fresh。

「せっかくカリフォルニアに来てるんだからカリフォルニアオレンジを買って毎日食べよう」と注文したら、温州蜜柑に似たものが届いた。タンカンに近いか。サムネイル画像しか見なかったがゆえの注文ミス。口コミどおり、味は悪くなかった。

トマトペースト。安いと思ったらかなり小さかった。これもサムネイルしか見なかったから。隣のクラムチャウダー缶がふつうのトマト缶のサイズ。こんな小さい缶詰あるんだ、と驚いた。

じゃがいも。とりあえず2つ買ったつもりが、2袋来た。予定の10倍、20個。野菜によって、単位が「個」のものと「袋」のものがある。幸い、夫がイモ好きなので、こつこつ消費して、これは2袋目。けっこううまい。

緑すぎるバナナ。食べ始められるまでに1週間かかった。傷んでいるよりはいいけど、もう少し熟したのを持ってきてくれ。

安いAmazonベーグル。はじめはたまたまかな?と思ったが、リピートするとかならず下の方がつぶれている。今日買おうとしたらどの味も軒並みなくなっていた。つぶれている苦情に対応しているのだろうか?

ここからはAmazon。

ヨガマットを頼んだつもりが、ヨガマットを持ち運ぶための紐が届いた。商品紹介の1行目に「MAT NOT included」と書いてあった。私の目、節穴すぎる。

安いわりによさそうなスリッパを夫のために購入。よく見ると「love」と書かれていた。履き心地は悪くないようで、夫は普通に使っている。


単純に不良品。カバンなどをかけるハンガー。ここだけじゃなくて他の部分も穴にネジが入らないなど。これとは別に、ルームライトも不良品だった。3つあかりがつくはずなのに1番上がつかない。ただ、重くて返品が面倒なのでライトは使っている。

カリフォルニアらしくへそ出しのつもりで頼んだヨガウェア、股上が深すぎてへそが出なかった。(がんばってかなり腹をへこませて撮影)

夫が仕事関係の本を頼んだはずなのに、なぜかウルドゥ語の詩の本が到着。少し興味はあったものの、返品しないと必要な本が来ないので返しに。

おまけ

UC Berkeley内のAmazon HUB。あらかじめ返品処理をして商品を持参し、バーコードをかざすとロッカーの扉が開くので、そこに品物を戻して終わり。持参の手間はあるものの、梱包したりしなくていいのでラクではある。