私は俳句を始めてからまわりの人にとても恵まれていて、なにか聞けば誰かがこたえてくれたし、声をかければ友人が来てくれて句会ができました。でも、そうじゃない環境で俳句を続けていきたい人もたくさんいます。
今年の初めまで、俳句甲子園の出張講座に何年か携わっていました。そこで高校生のみなさんに、俳句について話して、つくってもらうのは面白かった。今でもこの出張講座は私より若い世代が先生役をやってくれていて、そこで高校生のみなさんが新しいことを知ったり感じたり、新しい作品ができたりするのは素晴らしいことだと思っています。でも、この事業を開催するには「俳句甲子園に出たい学校が2校以上集まること」が条件です。そうすると、1校だけやる気があってもだめだし、その学校で一人で俳句を書いている、という人には、私たちは会いに行けないわけです。
実は私、13歳で俳句を始めたので、2018年で句歴20年をむかえるんです。なので、今まで私にいろいろ教えてくれた先輩や友人のみなさんから得た知識や感覚なんかを、今まさに俳句をがんばってみようと思っている人たちに、少しでもおすそ分けできればいいなと考えました。私は全然物知りじゃないけれど、もしかしたらググっても出てこないことを知ってるかもしれない。相談する相手さえいれば大したことのない悩みでも、ひとりで考えていると高い壁になっているようなことがあるなら、私が「あなたの俳句友達」になれればいいなと思ったのです。
真剣に俳句と向き合おうと思っている人なら誰の話でも聞く。そのために2018年、「出張走鳥堂」と「 #俳句ラジオ」をやってみます。もし気になることがあれば、小さなことでも相談してください。全部にいいこたえを返すことはできないので、誰か別の人に相談することもあるかもしれないし、あなたと一緒に考えることになるかもしれませんが、それでも、あなたにとって何かちょっとでもいい方向が見つかればいいなと思います。
【新しくやること】
◯出張走鳥堂@枡野書店
場所は こちら
まずは1月16日・2月20日・3月6日(火)13:00~18:00
佐藤文香が枡野書店にいます。500円で1時間程度俳句の相談受け付けます。友達と来てもOK。
18:00〜走鳥堂句会(学生・ニート500円・一般1000円)。
先着順で締め切ります。
ご予約は→ こちら
・賞に応募するので作品を見てほしい(原則添削はしません)
・自分はどの結社に入るのがいいか(入らないのがいいか)アドバイスがほしい
・句集を出したいがどこの出版社がよいか
などなど、ご相談内容はあらかじめメッセージにてご連絡ください。
◯ #俳句ラジオ
不定期でツイキャスします。
質問箱に質問をいただければおこたえすることもできます。
質問箱→ こちら
ツイキャス→ こちら
******
【引き続きやること】
連載
・「東京新聞」佐藤文香の俳句月評(タイトルが変わります)
講座
・NHKカルチャー青山教室「俳句アタマのための席題句会」
句会
・小部屋句会
・ぼたんの会
・鰺句会(今年初句会は1/17(水)19:30~新宿三丁目にて 参加希望者は こちら からご連絡ください)
雑誌
◯「guca」 太田ユリとの短詩系マガジン
◯「翻車魚(まんばう)」 関悦史との俳句雑誌
・「里」引き続き在籍
・「鏡」引き続き在籍
2017年12月29日金曜日
2017年のまとめ(備忘録)
2016年12月、柏に引っ越し、同棲を開始。
2017年1月、両方の親に挨拶に。
2月、入籍。アンソロジーの選句をだいたい終える。
3月、鹿児島で結婚式打ち合わせ。アンソロジーBグループの紹介文を書きはじめる。
4月、鹿児島で結婚式。アンソロジーAグループ「かっこいい」対談。
5月、夫と大洲・内子旅行。アンソロジーBグループ「おもしろい」「かわいい」対談・巻末対談。
6月、宇宙のシンポジウムで講演。アンソロジー、紹介文と文字起こしなど。
7月、愛媛県の学校の先生の前で講演。アンソロジーの校正で左右社に通う。結婚パーティー準備。
8月、山猫軒で結婚パーティー。『天の川銀河発電所 Born after 1968 現代俳句ガイドブック』(左右社)刊行。俳句甲子園で実況。天の川俳句大会(句会)開催。関取花さんと刊行イベント。
9月、まのあたり句会in青山。「guca」「翻車魚」つくりはじめる。ディナーショー企画始動。音響学会講演。
10月、正岡豊さんと刊行イベント。岡野大嗣さんと刊行イベント。枡野浩一さんと刊行イベント。杉並区に転居。山口県の学校の先生の前で講演。
11月、文学フリマで「guca」「翻車魚」販売。ディナーショー受付、準備。まのあたり句会in横浜。
12月、GRAPEVINEライブ。冬銀河Dinner Show 2017。五味太郎さん・福田若之さんとトーク。伝統俳句協会句会選者。
コンスタントにやっていたこと
・「東京新聞」佐藤文香の俳句月評
・「家庭画報」心躍るスポーツ俳句
・NHKカルチャー青山
・ぼたんの会
・小部屋句会
・鰺句会(2ヶ月に1度程度)
精神的にきつかったのは4月〜6月、体力的にきつかったのは10月。やはり転居とイベント4つは大変だった。そりゃヘルペスも出ますね。
2017年1月、両方の親に挨拶に。
2月、入籍。アンソロジーの選句をだいたい終える。
3月、鹿児島で結婚式打ち合わせ。アンソロジーBグループの紹介文を書きはじめる。
4月、鹿児島で結婚式。アンソロジーAグループ「かっこいい」対談。
5月、夫と大洲・内子旅行。アンソロジーBグループ「おもしろい」「かわいい」対談・巻末対談。
6月、宇宙のシンポジウムで講演。アンソロジー、紹介文と文字起こしなど。
7月、愛媛県の学校の先生の前で講演。アンソロジーの校正で左右社に通う。結婚パーティー準備。
8月、山猫軒で結婚パーティー。『天の川銀河発電所 Born after 1968 現代俳句ガイドブック』(左右社)刊行。俳句甲子園で実況。天の川俳句大会(句会)開催。関取花さんと刊行イベント。
9月、まのあたり句会in青山。「guca」「翻車魚」つくりはじめる。ディナーショー企画始動。音響学会講演。
10月、正岡豊さんと刊行イベント。岡野大嗣さんと刊行イベント。枡野浩一さんと刊行イベント。杉並区に転居。山口県の学校の先生の前で講演。
11月、文学フリマで「guca」「翻車魚」販売。ディナーショー受付、準備。まのあたり句会in横浜。
12月、GRAPEVINEライブ。冬銀河Dinner Show 2017。五味太郎さん・福田若之さんとトーク。伝統俳句協会句会選者。
コンスタントにやっていたこと
・「東京新聞」佐藤文香の俳句月評
・「家庭画報」心躍るスポーツ俳句
・NHKカルチャー青山
・ぼたんの会
・小部屋句会
・鰺句会(2ヶ月に1度程度)
精神的にきつかったのは4月〜6月、体力的にきつかったのは10月。やはり転居とイベント4つは大変だった。そりゃヘルペスも出ますね。
2017.12.29 激動の2017年もあと少しだ
12/23
土曜日。夫と東京駅の大丸へ行きプレゼントを買い合う。夫には定期入れ、私には財布。ブランド物なども見たが、どちらもポールスミスで大したことのない値段のものにした。キッチンタイマーがほしいと言ったら夫がヤマダ電機に行こうと言い出し、キッチンタイマーを買ったあとバイオハザードを買っていた。そののち妹夫婦と4人でディナー。水天宮前のビストロに行った。鴨、仔羊、鹿を食べ、スパークリング、白、赤、食後にマールまで飲んだ。佐藤家東京支部のクリスマス会という名目だが、本名が佐藤の人は誰もいない。実家だと妹以外の3人が同じ大学だが、ここでは私以外の3人が同じ大学の出身。べつに仲間はずれにされたりはしない。
12/24
日曜日。いつものようにクリーニングを出して買い物へ。近所の肉屋でデカいチキンが売られていたので買う。年賀状の宛名を今年からは印刷にすることにし、がんばって入力。夫の送る宛先も入力。夜は根菜のクリームシチューとチキン、パプリカとマッシュルームのサラダなど。夫の母がくれたボルドーで乾杯。
12/25
午前は医者。主治医に今年はよくがんばったと言われる。薬は少し減る(というか、勝手に減らしていたのを申告し、減らしてもらった)。夜は中野新橋在住時代週1ペースで通っていた日本酒の店が移転するというので、忘年会に呼んでもらい夫と参加。うちから行きやすいところに移転していただけたあかつきには、移転後すぐはサクラとして通うことを約束している。
12/26
日曜日左太腿が痺れるような痛さだったのが腫れてきて、これはヘルペスだと気づいたので皮膚科へ。発疹が出る前にバルトレックスを処方してもらった。ヘルペスウイルスが体の中に入ってしまっているので、毎年1回くらい出る。夜は夫が飲み会だったのでツイキャスをした。生駒くんと対話のかたちにしたのでやりやすかった。お悩みにこたえる形式は自分には向いている気がする。
12/27
香織さんと日帰り甲府旅行。もともと私が平日一人でどこかに行こうと考えていて、年始から就職先が決まったという香織さんを誘った。鳥もつそばを食べ、舞鶴城公園のそばを通って高い石垣を見て、信玄ワインというおじさんひとりでやっている小さなワイナリーを見学、白ワインを1本買う。印傳博物館と山梨中央銀行金融資料館という微妙な博物館見学をし、全然でかくない横近習大神宮を見て、甲州夢小路という小さなお土産物屋ゾーンの信玄餅の店のカフェで休憩。サドヤという、結婚式場まで併設のデカいワイナリーを見学、テイスティングのあとシャトーブリアンも1杯飲んで、赤ワインを1本買う。その後山梨県の大学生の洋渡くんと落ち合い、3人でほうとうを食べて、私は七賢を飲んで帰った。すっごく楽しい気持ちで帰ったのに、夫が酔っ払って記憶をなくし夜中に帰ってきたので本当に嫌だった。
12/28
夫は私と一緒のとき以外酒を飲まないことを約束するという。そういう大事なことはLINEでなくちゃんと顔を合わせて言うべきだと思う(この記事を見てから言っても遅いので態度で示してください)。校正を一本。米を買う。年賀状を書いて投函。リビングとキッチン、トイレの掃除をし、余り物で料理。箏曲とてるてると夫がほぼ同時に家に着き、ご飯。そのあと、芝不器男賞に応募する作品の並べ替えをふたりがするのをワインを飲みながら見ていた。やり方だけ先に言って、まず作業。そのあと「これはいいから前の方に置いた方がいい」「これはトーンが違うから入れるのやめた方がいい」というのを言ったりした。楽しかった。
12/29
夫が昨日で仕事納めだったのでいつものようにふたりでクリーニングへ。青木麦生さんのでんごんくんプロジェクト(杉並区内の伝言板に短歌が貼ってある)を見ようと、4箇所くらいまわるもひとつも見ることはできず。オトノハ分室で夫に皿を買ってもらい、寅印で帰省土産を購入。週刊俳句の原稿を書いて送る。残りの野菜も使い切る。これで私もだいたい仕事が納まった。このあと1年のまとめ記事でも書くかな。夜は近所のうまい蕎麦屋を予約した。はやめの年越し蕎麦である。激動の2017年もあと少しだ。
土曜日。夫と東京駅の大丸へ行きプレゼントを買い合う。夫には定期入れ、私には財布。ブランド物なども見たが、どちらもポールスミスで大したことのない値段のものにした。キッチンタイマーがほしいと言ったら夫がヤマダ電機に行こうと言い出し、キッチンタイマーを買ったあとバイオハザードを買っていた。そののち妹夫婦と4人でディナー。水天宮前のビストロに行った。鴨、仔羊、鹿を食べ、スパークリング、白、赤、食後にマールまで飲んだ。佐藤家東京支部のクリスマス会という名目だが、本名が佐藤の人は誰もいない。実家だと妹以外の3人が同じ大学だが、ここでは私以外の3人が同じ大学の出身。べつに仲間はずれにされたりはしない。
12/24
日曜日。いつものようにクリーニングを出して買い物へ。近所の肉屋でデカいチキンが売られていたので買う。年賀状の宛名を今年からは印刷にすることにし、がんばって入力。夫の送る宛先も入力。夜は根菜のクリームシチューとチキン、パプリカとマッシュルームのサラダなど。夫の母がくれたボルドーで乾杯。
12/25
午前は医者。主治医に今年はよくがんばったと言われる。薬は少し減る(というか、勝手に減らしていたのを申告し、減らしてもらった)。夜は中野新橋在住時代週1ペースで通っていた日本酒の店が移転するというので、忘年会に呼んでもらい夫と参加。うちから行きやすいところに移転していただけたあかつきには、移転後すぐはサクラとして通うことを約束している。
12/26
日曜日左太腿が痺れるような痛さだったのが腫れてきて、これはヘルペスだと気づいたので皮膚科へ。発疹が出る前にバルトレックスを処方してもらった。ヘルペスウイルスが体の中に入ってしまっているので、毎年1回くらい出る。夜は夫が飲み会だったのでツイキャスをした。生駒くんと対話のかたちにしたのでやりやすかった。お悩みにこたえる形式は自分には向いている気がする。
12/27
香織さんと日帰り甲府旅行。もともと私が平日一人でどこかに行こうと考えていて、年始から就職先が決まったという香織さんを誘った。鳥もつそばを食べ、舞鶴城公園のそばを通って高い石垣を見て、信玄ワインというおじさんひとりでやっている小さなワイナリーを見学、白ワインを1本買う。印傳博物館と山梨中央銀行金融資料館という微妙な博物館見学をし、全然でかくない横近習大神宮を見て、甲州夢小路という小さなお土産物屋ゾーンの信玄餅の店のカフェで休憩。サドヤという、結婚式場まで併設のデカいワイナリーを見学、テイスティングのあとシャトーブリアンも1杯飲んで、赤ワインを1本買う。その後山梨県の大学生の洋渡くんと落ち合い、3人でほうとうを食べて、私は七賢を飲んで帰った。すっごく楽しい気持ちで帰ったのに、夫が酔っ払って記憶をなくし夜中に帰ってきたので本当に嫌だった。
12/28
夫は私と一緒のとき以外酒を飲まないことを約束するという。そういう大事なことはLINEでなくちゃんと顔を合わせて言うべきだと思う(この記事を見てから言っても遅いので態度で示してください)。校正を一本。米を買う。年賀状を書いて投函。リビングとキッチン、トイレの掃除をし、余り物で料理。箏曲とてるてると夫がほぼ同時に家に着き、ご飯。そのあと、芝不器男賞に応募する作品の並べ替えをふたりがするのをワインを飲みながら見ていた。やり方だけ先に言って、まず作業。そのあと「これはいいから前の方に置いた方がいい」「これはトーンが違うから入れるのやめた方がいい」というのを言ったりした。楽しかった。
12/29
夫が昨日で仕事納めだったのでいつものようにふたりでクリーニングへ。青木麦生さんのでんごんくんプロジェクト(杉並区内の伝言板に短歌が貼ってある)を見ようと、4箇所くらいまわるもひとつも見ることはできず。オトノハ分室で夫に皿を買ってもらい、寅印で帰省土産を購入。週刊俳句の原稿を書いて送る。残りの野菜も使い切る。これで私もだいたい仕事が納まった。このあと1年のまとめ記事でも書くかな。夜は近所のうまい蕎麦屋を予約した。はやめの年越し蕎麦である。激動の2017年もあと少しだ。
2017年12月22日金曜日
2017.12.22 来年やることを少しずつ考えている。
12/15
のどとあっちゃんと走鳥堂(我が家)で鍋。バイトおわりののどちゃんが、いろいろなものを持ってきてくれた。こちらは鍋準備をして待機。あっちゃんは仕事後選句の仕事をやってから来た。飲み会が終わった夫から「何か買って帰るものはあるかな。アイスとか」とLINEがきたのでハーゲンダッツを買ってきてもらった。夫は自分が食べたかったらしい。
12/16
伝統俳句協会関東支部句会@北千住。65名の5句出し、ひたすら選句、そののち披講でほとんど終了。思うにこの句会形式こそが、俳句の「朗読イベント」なのではないか。私は選者だったので特選の句と準特選の句について少ししゃべり、準特選に選んだ無所属のおじさんを自分の句会に引き抜く。北千住らしいお店で打ち上げ。
12/17
年賀状用の写真を下北沢の天然スタジオで撮ってもらった。べつに夫も私も家族写真を年賀状にしたいとは思っていないのだが、今年だけはご挨拶も兼ねて、ということで。帰宅前にはやくもデータが送られてきていたので、午後すぐ年賀状をつくった。
12/18
荻窪で買い物。といっても無印良品でメイクボックスとカレンダーなどを買ったくらいだが。マイナンバー用の証明写真を撮ったりもした。
12/19
結婚式、結婚パーティーの写真をフォトブックにまとめた。年末の帰省土産にするためだ。この一年、いろいろあったなぁ。
夜はNHKカルチャー。文法の話をかいつまんでしようとしたがかいつまみ方がわるくてうまく説明できなかった。寿司屋がいいかんじだったのでたくさん食べてしまった。鰺はいくらでも食べられる。
12/20
るりちゃんのお宅におじゃまする。息子氏がいいかんじに育っており愛おしい。夜は吉田ヨウヘイgroupのレコ発に小田朋美さんが所属するCRCK/LCKS(クラックラックス)が出演する、しかも私が歌詞を書いた「たとえ・ばさ」をやってもらえるというので、ゲスト扱いで呼んでいただき一人で行った。小田さんらの音楽にこれだけの人がいい気分になっていることに感動した。そして「たとえ・ばさ」が、渋谷の音楽好きだけが集まるライブハウスで、演奏された。はやく次の歌詞を書きたくなった。しかし腰が痛くて立っていられなくなり、クラクラだけ聴いて帰ってしまった。ほかのバンドも聴きたかった。るりちゃんの家への往復が、いつもあんまり漕がない自転車で計45分だったので、それもあると思う。同じ杉並区民とはいえ、けっこう南北に離れているのである。来年は体力づくりを第一目標にせねばなるまい。
12/21
子宮頸がん検診(区民検診)に行く。中野区在住時代に行っていた病院でできたのでよかった。筋腫も見てもらい、あまり大きくなっていなくて「ラッキーですね」と言われた。新宿で『アウトロー俳句』を購入して帰る。
12/22
膠原病(シェーグレン症候群)の検査。先日血液検査とレントゲンをやって、今回尿検査、涙液の検査、ガムテスト(唾液の検査)をやった。 先生も驚くほど何一つ悪いところがなく、私としてもフリーランスなので全然検査を受けていなかったからどこかは悪いのではないかと思っていたが、シェーグレン症候群にあてはまるところ以外もまったく正常でむしろ期待はずれだった。まぁ健康にこしたことはないわけだが……。
近所の焼き菓子の店(週に2日しかやっていない)が開いており、いくらか買って澄子さんの家に持って行ったら、ふとい葱をもらった。
来年やることを少しずつ考えている。
まず、ちょっと休む。そして、体力をつける。で、やりたいことをやる。暇は敵なので、暇にならない程度に、責任の軽い仕事をやるのがいい。
月に1度、といっても平日だが、枡野書店を借りることにした。出張走鳥堂と名付けようと思う。
2/17(土)にイベントを企画しているのでここを見た関東在住の人はぜひ2/17の予定をあけておいてください。
明日からはクリスマスまつりである。いや、そんな言い方はない。でもなんとなく明るい気持ちだ。クリスマスイブは年賀状を書こう。そして焼き芋だ。生協の青果ボックスに入っていたでかいのを焼く。夫は芋が大好きだからケーキ代わりによいだろう。
吉田ヨウヘイgroupの新曲を聴いている。いいなぁ。
のどとあっちゃんと走鳥堂(我が家)で鍋。バイトおわりののどちゃんが、いろいろなものを持ってきてくれた。こちらは鍋準備をして待機。あっちゃんは仕事後選句の仕事をやってから来た。飲み会が終わった夫から「何か買って帰るものはあるかな。アイスとか」とLINEがきたのでハーゲンダッツを買ってきてもらった。夫は自分が食べたかったらしい。
12/16
伝統俳句協会関東支部句会@北千住。65名の5句出し、ひたすら選句、そののち披講でほとんど終了。思うにこの句会形式こそが、俳句の「朗読イベント」なのではないか。私は選者だったので特選の句と準特選の句について少ししゃべり、準特選に選んだ無所属のおじさんを自分の句会に引き抜く。北千住らしいお店で打ち上げ。
12/17
年賀状用の写真を下北沢の天然スタジオで撮ってもらった。べつに夫も私も家族写真を年賀状にしたいとは思っていないのだが、今年だけはご挨拶も兼ねて、ということで。帰宅前にはやくもデータが送られてきていたので、午後すぐ年賀状をつくった。
12/18
荻窪で買い物。といっても無印良品でメイクボックスとカレンダーなどを買ったくらいだが。マイナンバー用の証明写真を撮ったりもした。
12/19
結婚式、結婚パーティーの写真をフォトブックにまとめた。年末の帰省土産にするためだ。この一年、いろいろあったなぁ。
夜はNHKカルチャー。文法の話をかいつまんでしようとしたがかいつまみ方がわるくてうまく説明できなかった。寿司屋がいいかんじだったのでたくさん食べてしまった。鰺はいくらでも食べられる。
12/20
るりちゃんのお宅におじゃまする。息子氏がいいかんじに育っており愛おしい。夜は吉田ヨウヘイgroupのレコ発に小田朋美さんが所属するCRCK/LCKS(クラックラックス)が出演する、しかも私が歌詞を書いた「たとえ・ばさ」をやってもらえるというので、ゲスト扱いで呼んでいただき一人で行った。小田さんらの音楽にこれだけの人がいい気分になっていることに感動した。そして「たとえ・ばさ」が、渋谷の音楽好きだけが集まるライブハウスで、演奏された。はやく次の歌詞を書きたくなった。しかし腰が痛くて立っていられなくなり、クラクラだけ聴いて帰ってしまった。ほかのバンドも聴きたかった。るりちゃんの家への往復が、いつもあんまり漕がない自転車で計45分だったので、それもあると思う。同じ杉並区民とはいえ、けっこう南北に離れているのである。来年は体力づくりを第一目標にせねばなるまい。
12/21
子宮頸がん検診(区民検診)に行く。中野区在住時代に行っていた病院でできたのでよかった。筋腫も見てもらい、あまり大きくなっていなくて「ラッキーですね」と言われた。新宿で『アウトロー俳句』を購入して帰る。
12/22
膠原病(シェーグレン症候群)の検査。先日血液検査とレントゲンをやって、今回尿検査、涙液の検査、ガムテスト(唾液の検査)をやった。 先生も驚くほど何一つ悪いところがなく、私としてもフリーランスなので全然検査を受けていなかったからどこかは悪いのではないかと思っていたが、シェーグレン症候群にあてはまるところ以外もまったく正常でむしろ期待はずれだった。まぁ健康にこしたことはないわけだが……。
近所の焼き菓子の店(週に2日しかやっていない)が開いており、いくらか買って澄子さんの家に持って行ったら、ふとい葱をもらった。
来年やることを少しずつ考えている。
まず、ちょっと休む。そして、体力をつける。で、やりたいことをやる。暇は敵なので、暇にならない程度に、責任の軽い仕事をやるのがいい。
月に1度、といっても平日だが、枡野書店を借りることにした。出張走鳥堂と名付けようと思う。
2/17(土)にイベントを企画しているのでここを見た関東在住の人はぜひ2/17の予定をあけておいてください。
明日からはクリスマスまつりである。いや、そんな言い方はない。でもなんとなく明るい気持ちだ。クリスマスイブは年賀状を書こう。そして焼き芋だ。生協の青果ボックスに入っていたでかいのを焼く。夫は芋が大好きだからケーキ代わりによいだろう。
吉田ヨウヘイgroupの新曲を聴いている。いいなぁ。
2017年12月14日木曜日
2017.12.14 年内の仕事がほとんど終わったのでほっとしています。
12/1
GRAPEVINEライブwithのど@東京国際フォーラム。2階席だったがTシャツを買って着る。ツアーブックも購入。しかし舞台から遠い……そして2階はほとんど立っている人がおらず、座って聴いた。20周年といえども、あくまでニューアルバムのツアーというのがよい。前半は聴く人を試すような盛り上がらせない流れ(いい意味で)で、中盤以降盛り上がり「Arma」で終わり、ビールを飲んでからのアンコールで「遠くの君へ」「光について」が出たのはもう泣いた。「光について」で立った。終わったあと新橋の飲み屋に行ったら刺身がダメすぎて萎えた。
12/2
病院で血液検査など。ディナーショー準備。
12/3
冬銀河DINNERSHOW2017。8月にトオイさんとやろうと言い出してから、雑務的な部分(会場とのやりとり、出演交渉・連絡、告知、予約受付、当日受付準備など)はほぼひとりでやったため、満席になったというだけですでに胸いっぱい。阿部青鞋の娘さん夫婦がいらしてくださったのも嬉しかった。
黒岩徳将さんの「俳句であそぼ」に始まり、細馬宏通さんはつぶやくような阿部青鞋朗読、歌の途中で指がつって笑った。トオイダイスケさんのピアノと歌「双子座」は最高。
上田信治さんはできたての句集『リボン』からの朗読、そして福田若之の「パサージュの鯨」、小田朋美さんとの「X山」。こんないい朗読と音楽、音のうねりの拮抗ははじめてだった。ダイブしたような心地。「たとえ・ばさ」というわたしが書いた歌詞に、小田さんひとりバージョンと、トオイさんのベースとのバージョン、2曲つけてもらい、感無量。アフタートークは短い時間ながら村井康司さんの司会で有意義な話に。撤収も時間内に終わり、関係者打ち上げの場所も予約でき、ほっと一息。疲れたので23時ごろ新宿三丁目からタクシーで帰宅した。
12/4
夕方から仕事の打ち合わせ、テキストをつくって添削講座をしてほしいと言われたのでお断りする。LINE添削かskype講座ならやりますとこたえておいた。内容だけでなく教える形式をも更新しないとあまり意味がないと思ったので。
そのあと神保町で谷川由里子さんと睦月都さんと飲む。「SHE LOVES THE ROUTER」と「tanqua franca」を購入。谷川さんが次の用事に行って、睦月さんとふたりで2軒目にも行った。
12/5
ぼたんの会。この日は2人来ていた。自分で出した題ながら「梟」は難しかった。帰宅して、腹は痛かったがベッドで月評を書き、翌日の準備。
12/6
家政学院高校の高1の現代文のクラスで2時間つかって句作→句会の授業。毎度思うが、高校生というのはなんてかわいいのか。中学生と違って、できたての大人みたいなところがいい。終わったあと外山さんと少ししゃべって帰宅。
12/7
年内最後の小部屋句会。12名満席でにぎやかに。こういう出入り自由な句会の場を持っておくのはいいことだなと思った。二次会の魚や一丁のメニューが大幅に変わっていてけっこうよかった。
12/8
五味太郎さんと福田若之さんとのトーク@紀伊國屋書店新宿本店。五味さんはかっこよく、ふつうにしゃべってるときは優しいのに、舞台上になると言い負かそうとしてくるのが無邪気だったが、見ている人には気の毒だった。それも含め、人生の思い出としてはよかったが、もっと仲良くなってからやりたかったとも思った。ユリちゃんにもらったオレンジのマスカラをしていったのはよかったと思う。話の流れでとんかつを食べ、反論したのはえらいと言われた。本はほとんど売れず。
12/9
名古屋高校・聖マリア女学院高校の合同句会にSkypeで参加。男子高生・女子高生が男子校の俳句、女子校の俳句どちらもを書いてみるという企画。私は共学だったので、どちらの実態も知らないわけだが、もうちょっと細かいところが見たいという気もした。そのあと夫と川沿いを散歩して椅子と棚を買い、かつて住んでいた中野新橋で日本酒を飲んで帰った。
12/10
午前中から世界堂へ行って色紙と筆を買い、午後は家で書道をした。次の週末が伝統俳句協会の句会で、その選者として行くことになっており、特選句に直筆色紙をあげるというので書いたのだった。ツイッターで質問箱というのをやりはじめたら、思いのほか俳句のお悩みがきた。
12/11
東京新聞で来年の打ち合わせ。担当さんが変わるのでご挨拶。同じ大学出身、学部も一緒で一個下だということがわかり親近感。専修は違ったが、能の授業をとっていたので、もしかすると同じ教室にいたかもしれない。夫の職場に寄ってちょっと会ってから帰宅。
12/12
俳句文学館で調べ物。とはいえ、肝心の一番見たい資料はなかったので森川曉水の句集を読んでいた。久しぶりに広渡敬雄さんに会ったので、20分くらいしゃべった。広渡さんは走るのがむちゃくちゃ速いらしいので一度マラソンを見に行きたい。
12/13
吉祥寺へ。産直野菜を買い、パンを買い、シュトーレンを買い、花を買い、友達の家に持っていくお菓子を買った。
穂村弘書評集『これから泳ぎにいきませんか』読書日記『きっとあの人は眠っているんだよ』(河出書房新社)を買ったら、書評集の方に『海藻標本』が載っていて驚いた。2008年に書いてもらったものらしく、その当時は穂村さんなんて雲の上の人だったので(その後太田ユリに紹介してもらって会うことができたしトークもさせてもらった)、そのとき書評に気づいていればよかった。
12/14
仕事のプレッシャーがなくなって気分がよくなった。晴れた日も多く、朝起きられるのもよい。今日はこのあと整体と写真美術館に行く予定。
GRAPEVINEライブwithのど@東京国際フォーラム。2階席だったがTシャツを買って着る。ツアーブックも購入。しかし舞台から遠い……そして2階はほとんど立っている人がおらず、座って聴いた。20周年といえども、あくまでニューアルバムのツアーというのがよい。前半は聴く人を試すような盛り上がらせない流れ(いい意味で)で、中盤以降盛り上がり「Arma」で終わり、ビールを飲んでからのアンコールで「遠くの君へ」「光について」が出たのはもう泣いた。「光について」で立った。終わったあと新橋の飲み屋に行ったら刺身がダメすぎて萎えた。
12/2
病院で血液検査など。ディナーショー準備。
12/3
冬銀河DINNERSHOW2017。8月にトオイさんとやろうと言い出してから、雑務的な部分(会場とのやりとり、出演交渉・連絡、告知、予約受付、当日受付準備など)はほぼひとりでやったため、満席になったというだけですでに胸いっぱい。阿部青鞋の娘さん夫婦がいらしてくださったのも嬉しかった。
黒岩徳将さんの「俳句であそぼ」に始まり、細馬宏通さんはつぶやくような阿部青鞋朗読、歌の途中で指がつって笑った。トオイダイスケさんのピアノと歌「双子座」は最高。
上田信治さんはできたての句集『リボン』からの朗読、そして福田若之の「パサージュの鯨」、小田朋美さんとの「X山」。こんないい朗読と音楽、音のうねりの拮抗ははじめてだった。ダイブしたような心地。「たとえ・ばさ」というわたしが書いた歌詞に、小田さんひとりバージョンと、トオイさんのベースとのバージョン、2曲つけてもらい、感無量。アフタートークは短い時間ながら村井康司さんの司会で有意義な話に。撤収も時間内に終わり、関係者打ち上げの場所も予約でき、ほっと一息。疲れたので23時ごろ新宿三丁目からタクシーで帰宅した。
12/4
夕方から仕事の打ち合わせ、テキストをつくって添削講座をしてほしいと言われたのでお断りする。LINE添削かskype講座ならやりますとこたえておいた。内容だけでなく教える形式をも更新しないとあまり意味がないと思ったので。
そのあと神保町で谷川由里子さんと睦月都さんと飲む。「SHE LOVES THE ROUTER」と「tanqua franca」を購入。谷川さんが次の用事に行って、睦月さんとふたりで2軒目にも行った。
12/5
ぼたんの会。この日は2人来ていた。自分で出した題ながら「梟」は難しかった。帰宅して、腹は痛かったがベッドで月評を書き、翌日の準備。
12/6
家政学院高校の高1の現代文のクラスで2時間つかって句作→句会の授業。毎度思うが、高校生というのはなんてかわいいのか。中学生と違って、できたての大人みたいなところがいい。終わったあと外山さんと少ししゃべって帰宅。
12/7
年内最後の小部屋句会。12名満席でにぎやかに。こういう出入り自由な句会の場を持っておくのはいいことだなと思った。二次会の魚や一丁のメニューが大幅に変わっていてけっこうよかった。
12/8
五味太郎さんと福田若之さんとのトーク@紀伊國屋書店新宿本店。五味さんはかっこよく、ふつうにしゃべってるときは優しいのに、舞台上になると言い負かそうとしてくるのが無邪気だったが、見ている人には気の毒だった。それも含め、人生の思い出としてはよかったが、もっと仲良くなってからやりたかったとも思った。ユリちゃんにもらったオレンジのマスカラをしていったのはよかったと思う。話の流れでとんかつを食べ、反論したのはえらいと言われた。本はほとんど売れず。
12/9
名古屋高校・聖マリア女学院高校の合同句会にSkypeで参加。男子高生・女子高生が男子校の俳句、女子校の俳句どちらもを書いてみるという企画。私は共学だったので、どちらの実態も知らないわけだが、もうちょっと細かいところが見たいという気もした。そのあと夫と川沿いを散歩して椅子と棚を買い、かつて住んでいた中野新橋で日本酒を飲んで帰った。
12/10
午前中から世界堂へ行って色紙と筆を買い、午後は家で書道をした。次の週末が伝統俳句協会の句会で、その選者として行くことになっており、特選句に直筆色紙をあげるというので書いたのだった。ツイッターで質問箱というのをやりはじめたら、思いのほか俳句のお悩みがきた。
12/11
東京新聞で来年の打ち合わせ。担当さんが変わるのでご挨拶。同じ大学出身、学部も一緒で一個下だということがわかり親近感。専修は違ったが、能の授業をとっていたので、もしかすると同じ教室にいたかもしれない。夫の職場に寄ってちょっと会ってから帰宅。
12/12
俳句文学館で調べ物。とはいえ、肝心の一番見たい資料はなかったので森川曉水の句集を読んでいた。久しぶりに広渡敬雄さんに会ったので、20分くらいしゃべった。広渡さんは走るのがむちゃくちゃ速いらしいので一度マラソンを見に行きたい。
12/13
吉祥寺へ。産直野菜を買い、パンを買い、シュトーレンを買い、花を買い、友達の家に持っていくお菓子を買った。
穂村弘書評集『これから泳ぎにいきませんか』読書日記『きっとあの人は眠っているんだよ』(河出書房新社)を買ったら、書評集の方に『海藻標本』が載っていて驚いた。2008年に書いてもらったものらしく、その当時は穂村さんなんて雲の上の人だったので(その後太田ユリに紹介してもらって会うことができたしトークもさせてもらった)、そのとき書評に気づいていればよかった。
12/14
仕事のプレッシャーがなくなって気分がよくなった。晴れた日も多く、朝起きられるのもよい。今日はこのあと整体と写真美術館に行く予定。
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