2021年10月25日月曜日

2021.10.24 時差ツイッタラー



アメリカに来ている。というのはここで書くまでもなく、いろいろなところで書きまくっている。こっちに来る前は、多くの人とかるく疎遠になって淋しがられたりするのかな、なんて思っていたが、淋しいのは私の方で、しょっちゅういろんな人と連絡をとっているし、相変わらずのツイッター中毒ぶりである。ほら、だから、誰も淋しくないでしょう?



ただ、時差がある。こちらは日本より16時間遅れている。1日を3つに分けると、2つ分ズレている。

なのでまず、早起きする。6時ごろ。そうすると、日本は22時。夕方〜夜にかけての、みんなの酒やご飯のツイートを見ていいねをする。その時間だとまだぐだぐだ酒を飲んでいる人がいるので、布団の中で酔っ払いたちを見たり一緒に騒いだりして(?)楽しむ。時差ツイッタラーにおける、1日のゴールデンタイムの1回目。ただし暗闇でスマホを見ているため目が悪くなりそうなのが問題である。

8時すぎに朝ごはんが終わると、日本は0時すぎ。夜型の人や規則正しくない人が活動している。私は日本ではほぼ毎日0時すぎには寝て7時に起きていたので、この時間帯には存在しない人種だった。この時間でも、メッセージなどをくれる人がいたりする。

こちらが午前10時になり、今日のやることを始めようかというあたりで、日本は深夜2時。さすがに、平日日中お勤めのある人はもうタイムラインにいない。このあたりで私も、いったん人間活動に入る。


正午。昼ごはんをつくり、タコスなどの写真をツイート。日本は朝4時なので、誰かに見てもらいたいというより、自分の記録のために書いている。そのうち、超朝型の人が起きてくる。母親から郵便物通知LINEが来るのもこの時間以降。


午後の活動を始めて14時を過ぎると、日本は朝6時。朝日新聞のニュースレター、石井ゆかりの星占いの順に通知が来、規則正しい人が起き始める。このあたりの時間から日本にLINEを送っていいことにしている(私の友人で朝っぱらから通知で起こされたくない方は通知を切っておいてください)。


16時、今日の夕飯は何にするか考え始めるころ、日本はようやく朝8時。正直、昼行動するタイプの人間としては12時〜16時というのは一日のメインディッシュみたいな時間帯なので、その時間帯が日本のみんなにとって朝4時〜8時というのがじれったい。君たちいつまで朝やってんだよ、というかんじ。

ビールを開けて18時になると、日本は午前10時。この時間帯にツイートしているかどうかが、日本では勤め人かどうかの分かれ目のようなところがある。料理をしながら、1日さきをゆく日本の始まりを見る。


晩ごはんを食べ終わり20時、そのころ日本は正午。ここがゴールデンタイム2回目。こっちが今日あったことや酒などをツイートしていると、日本の昼休憩のちょいツイートに遭遇できる。休日の日本のZoom昼飲みとマッチするのもこの時間帯。

洗い物などを済ませ、こちらが22時になると日本は14時。さくさくやりとりする必要のある仕事のメール連絡などはこの時間帯に。シャワーを浴びる。シャワーは出が悪いので億劫だ。

寝る支度をして深夜0時前。詩を1篇読む。日本はもうすぐ16時、これから夜になっていく時間。日本の16時〜22時、つまり日本にいたころの私がツイッターにかじりついていた時間帯は、現在まるまる寝ていることになる。朝起きたらまた、みんなの夜を見に行けるのを楽しみに、眠る。


みたいな生活をしていたら、隣にいる夫がおもむろに語学学校のURLを送ってきたので、来月からは少し勉強をすることにする。万が一私が英語でツイートするようになったら、淋しいと思う人もいるのでしょうか。