大学の図書館のカードをつくったら、何か借りないともったいない気分になり、『ロラン・バルト著作集7 記号の国』を借りた。翌日、美容室でそれを読もうと持参したが、大学の授業でどんなことしてるの?と聞かれ、漫画の話で盛り上がって、担当のHさんオススメの『約束のネバーランド』を読み始めてしまい、2巻の途中まで読んだところでカットが終わったが、続きが気になりすぎて5巻まで借りる。そのまま句会へ行く道中もずっと読んでいた。句会や二次会でよくわからないギアが入っていつも以上によくしゃべってしまった。帰りの電車でも漫画を読み、帰宅して5巻まで読み終わってしまった。『記号の国』の方も、今朝申し訳程度に少し読んだが、どちらを読むのが自分のためになるかはわからない。この日は漫画を読んだことに意味があった。そういえばHさんに借りた『ソラニン』をまだ読んでいなかった。次美容室に行くときは読んで返そう。私からは『映像研には手を出すな!』をすすめた。『約束のネバーランド』とは、中性的な主人公格3人が、互いの能力を補い合って頭脳でいろいろをクリアしていく点で似ているかもしれない。
また英語の勉強を始めようとしている。やり始めてはすぐやめるのを繰り返していたが、今回はTOEICを申し込んだので少しはやるだろう。今まで、何をやってもすぐにやめてしまう自分は、本当にダメなやつだと思っていた。でも、何度でもやり始めてやめたらいいと思ったら気が楽になった。だらだらするか仕事か勉強か、ではなく、だらだら仕事をしたり、だらだら勉強をしたりするというかんじでいければと思う。休んでも終わりじゃない。TOEICは何度も受ければいいし、本だって読めなくてもそれで終わりじゃない。またいつか読めばいい。
これからなにをやっていくかについて、可能性のある選択肢をありったけ増やす作業をしている。どれも少しずつやってそこから選べばいいし、何かからやり始めて、そのあとで何かをやってもいい。やり始めたことができなくても、別に誰も困らない。適性がないから馬鹿というわけではない。何もできなくて俳句に帰ってきても、それはそれでいいじゃないかと思う。
自分はちっともすごくないし、全然ダメでもない。誰とも比べなくていい。何か少しでもやれば、少しかしこくなったり、楽しかったりするだろうから、毎日少しずつやればいいし、何もできない日があっても、翌日は少しやればいい。
去年一昨年と、毎日体調が悪くて、午前中はつかいものにならなかったが、今年度に入ってからほとんど二度寝をしなくなった。一日あたり平均3時間くらい使える時間が増えた。それだけでもいいことだ。健康が一番だ。