2021年5月28日金曜日

2021.5.28 「知らないところにいさえすれば」

朝からブログの内容を考えて、その長大でエモーショナルな流れに涙ぐんだりしていたが、書くとなるとパワーがなくなってしまうのはなぜなんだ。だいたいいつもそうだ。自分は話の"流れ"を書きながら保ち続ける持久力がないんだと思う。俳句はいい。俳句は思いついたら、そこで完成するから。あと、写すのはできる。誰かがしゃべったこととか。
書き物のなかでは仕事のメールが一番好き。送らなければいけない内容が決まっているから、どう書くかだけに注力できる。

最近は自分の句集のまとめ以外に、他の方の句集に関する仕事を2件やっているので、仕事以外の時間は俳句以外のものに触れたくて、音楽ばかり聴いて、短歌や現代詩を読んで過ごしていた。GRAPEVINEの新譜が嬉しくてつぶやきまくってしまった。

今日はオンラインで、四元康祐さんと岡本啓さん、sofabedのイベントを聴いていた。


岡本さんの、さきに音を聴かせてくれての朗読は面白い。
「ニュータウンは個性のなさで世界とつながれる」
「知らないところにいさえすれば楽しくて仕方がなくて」
という言葉もよかった。
私もニュータウン育ちの散歩好きです。
四元さんが岡本さんの誕生日を聞いて、その日の詩を読んでくれるのもよかった。占いは詩に似ているので好き。あと、数字も好き。

sofabedもよい。声的にはフィッシュマンズ好きな人は好きだと思う。音楽的には、空間現代のシンプルなかんじか。あくまでも方向、いや、これはちょっと聴いただけの私の勝手な解釈ですが。
1週間は見られるはず。



世田谷線沿いの立葵がすごい。
夜の風がわりと冷たい。