自分のためのメモとして。
仕事は、
・Edge「No.101 海は来る−俳句作家・佐藤文香の世界−」が公開になり、・お手伝いした『柿本多映俳句集成』(深夜叢書社)が蛇笏賞を受賞、
・日記のアンソロジー『仕事本 わたしたちの緊急事態日記』(左右社)に寄稿、
・Eテレ「NHK俳句」7/5&8放送「令和の新星」(テキスト2020年7月号)に出演、・第13回フェスティバル/トーキョー20『移動祝祭商店街 まぼろし編』「その旅の旅の旅」に参加、あとアンソロジーや歳時記に作品が収録されたりなど。
"成果"の一年でした。
前半に大きな仕事が終わって、後半は句作以外の俳句の仕事から離れて過ごしたのがよかったです。俳句のことを純粋に面白いなと思う機会が増えたし、自分のやるべきことも見えた。
プライベートは、
・ペーパードライバー講習を受講し運転もまぁできなくはないとわかった、
・明治大学国際日本学部の科目等履修生を終える(2019年度の1年間で6コマ(12単位)取得。成績はすべてS )、
・3km14分18秒&10km完走、
・TOEIC 去年の受験から205点アップして795点、その後英詩に興味を持つ、
・8kgのダイエットに成功(体脂肪率は6%減)、その後ヨガでボディメイク開始、
・夫とともに宝塚にガチでハマる、
・イタリアンでバイトを始めて野菜を切るのが好きになる、など。
"改造"の一年でした。
勉強できない、とくに英語がだめ、運転できない、運動もできなくなってしまったし、太ってる、趣味もない、料理もできない、と思っていた自分が、人生を次のコマにすすめるために必要な一年だったと思います。とてもよくがんばったし、自分はよくがんばれることを思い出せてよかった。
2021年もいいことがあるといいです。いいことをつくっていこう。
追記
今年の年末年始は家で過ごすことにして、今日は朝から人生初!黒豆を煮てしわしわになり、汁が少なすぎる年越蕎麦をつくって食べ、宝塚のために買い換えた49型テレビの設置、鰤を焼いてぼろぼろになり、掃除、このあとは人生初!自分主導のすき焼き、明日は讃岐の「白味噌に餡丸餅雑煮」をつくることになっている。
こんな母みたいなことを自分がやるなんて思いもよらなかった。思わず「実家かよ」と突っ込んでみて、そうか自分の本当の家はもしやここなんじゃないか、と思ったのであった。夫の部屋に行って「あったかくしてる?」と聞くのも、完全に母。まぁうちの母は毎年、海老を焼いて、栗きんとんとローストビーフとアップルパイ&ミートパイをつくっていたので、及びはしないわけですが。いやまてよ、及ぶ必要はない。別の人生だ。
婚姻届を出してからもうすぐ4年になる、案外ちゃんと暮らしというものができていることに驚きを隠せません。人は変わるんだな。私がひとひらの文なら夫は文鎮である。
2021年は2度目の本厄かつ3度目の年女ということですので、さらっと着実に生きてやりたいと思います。