護国寺のお寺の婦人会の句会、ぼたんの会。参加は3人。欠席投句の方が多いこの句会だが、だんだん句が面白くなっている気がするのは、句会報をまとめてくださっている方のおかげかなと思う。伝わることは嬉しいことだ。
翔が柏に来るというので、カフェで仕事を少し手伝ってもらい、焼き鳥屋に行って飲んだ。ふたりで煙草を吸った。調子がよくないときはお互いに助け合おうな。
5/10(水)
アンソロジーの対談2回目。今回は渋谷にて。これも翔が聞きに来てくれた。予定していたくらいの時間でちゃんと終わって、少し歩いて夕飯のお店を探し、いい店に入った。花ズッキーニのてんぷらというものを初めて食べたが、これはいいねぇ。花ズッキーニ料理は空洞のところに何かを詰めるのが基本らしく、今回はホタテの練り物のようなものが入っていた。燻製や鹿も食べた。ピノノワールとカベルネソービニオンをグラスでとって、カベルネが美味しいのでおかわりしてしまった。上野で夫と落ち合って帰宅。
5/11(木)
貴重な収入源である「源泉徴収されていて戻ってくるお金」がいつまでたっても振り込まれないと思っていたら、本名が変わったから銀行口座名義との相違で振り込めなかったという通知が来た。筆名は佐藤のままでやるので、面倒だから原稿料等振込用の銀行はそのまま佐藤文香でいくとしても、本名の口座もひとつくらいないとと思い、ゆうちょに行って名字、ついでに住所変更をした。新姓を書く欄に思いっきり佐藤文香と書いてしまった。
夜は小部屋句会。新しく大学生が2人来てくれた。お題は「切れ字ふたつ以上の句」。舫さんはまたしても全部そのお題でつくってきていた。私が出した句は
やで切つてやで切つて気の合ふ仲間 文香
というズルい句。気分は筑紫磐井である。
凱くんはいなかったが凱くんが前連れて行ってくれた中華屋に行って、食べすぎたので柏駅から歩いて帰ったが、1kg以上増えていた。
5/12(金)
ここのところ朝全然起きられない。夫が出発するのが8時ごろなので、7時ごろ起きて朝食を用意するのだが、食べられないしその時間座っていることもできないので、朝食を用意したらまた布団に入り、「行ってくるよ」と言われて起き上がって玄関で朦朧としながら送り出す。そしてまた眠って、10時台後半ごろ起き出し、のろのろと人間になる。気圧がすごい勢いで下がっているときなどはダメなのがわかっているのだが、そうでないのにダメなので申し訳ない気持ちだ。
しかし今日は12時から上野で打ち合わせだったので、がんばって10時前に起き上がって上野へ。行きたかった店が満席だったので普通に椿屋珈琲店へ。今年はなぜだか講演依頼が4つもあって、その1つ目の仕事の打ち合わせだった。ISTSという宇宙技術および科学の国際シンポジウムで、松山でやるから松山らしく俳句で、ということらしい。30分の基調講演を私がしたあと、パネルディスカッションの6人のうちの1人としても登壇する。俳句サイド3人、宇宙サイド3人。どうなることやらと思うが、俳句サイドには青木亮人さんがいるから安心だ。担当の矢野さんが「昨日は宇宙の人たちに会ってきまして」と言っていたのが、宇宙人に会ってきたみたいで面白かった。
基調講演のはじめだけは英語で喋ることにして、英訳は夫にしてもらい、それを妹に音読してもらい、聞きながら英語の練習をすることに決めた。持つべきものは有能な家族。しかし大事なのはそのあとの内容の方なのだが。パワポは夫に手伝ってもらうとして、俳句の英訳も誰かに手伝ってもらわないと。